シンディ・ローパー

 大阪公演が行けなかったので、名古屋まで遠征しました。
 名古屋市公会堂は一時代前の公民館みたいですごくレトロ
 でした。席は前から3列目、非常に間近で良かったです。


 生歌・生バンド・そしてサービス精神(ご当地の球団の法被を着る)
 時々、舞台を降りセンター通路で歌う。仕込みの夫婦にトーク
 通訳させる。全盛期の面影は消えても、永遠のヤンキー娘は健在
 でした。客層は年配者が多く、ヲタ芸する者など皆無でした。
 ドラムの音が出すぎると言い、自らタオルで覆ったり、あくまで
 最高のものを聞かせよう、魅せようという気概はまさに「アーティスト」
 に相応しいものでした。世界に通じる人はかくも違うかと感心しました。
 ありがとう。 本当にありがとう。
 おそらく実際に見る最初で最後の公演が素晴らしいものであって、
 世界に感謝です。